アイラ カリラ シングルモルト

カリラ12年伝統的なモルトウイスキー製法を守る潮の香りに満ちた蒸留所

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シングルモルトウイスキーを飲み始めると、ハイランド・スペイサイドなどの名産地と並んでアイラという地区の名前を耳にすることがあると思います。

このアイラという島のウイスキーは他のモルトにはない「アイラ」だからこその味わいがあります。

今回はアイラモルトの中でも、年間600万リットルというアイラ島最大級の生産量を誇るカリラ蒸留所ウイスキーの特徴や口コミなどをご紹介します。

カリラ蒸留所

1846年創業。カリラとは、ゲール語で「アイラ海峡」を意味し、蒸留所はアイラ島の北東部のアイラ島とジュラ島の間の海峡に面して蒸留所は建っています。

1974年に建て替えが行われましたが、カリラ独自の品質を維持する為に、オリジナルの設計図を基に忠実に建物と6つのポットスチルが再現されました。

この奥まった入り江に建つカリラ蒸留所は近年非常に人気が上がってきている注目の蒸留所です。

カリラの仕込水・原料は?

伝統的製法である、フロアモルティングは自社で行わず原料のモルトにはポートエレンでモルティングされた大麦を使用し、仕込水にはナムバン湖のピーティーな水を使ったお湯に漬け込みます。

浸水した麦芽は、木製のウォッシュバックで発酵を行い、3基のストレートヘッド型ウォッシュスチルと3基のスピリッツスチルで蒸留が行われます。

カリラの貯蔵庫

カリラは、スピリッツスチルを出た瞬間、つまりニューポットの時点で既に、独特な特徴ある風味を持っている。樽で熟成をしている間に、そのピート香に複雑で力強いフレーバーが絡み合う。

ピート香の強い独特の特徴ある風味が、熟成によって、ピート香がやや軽めになり、ピリッとした味わいになります。長期間熟成した樽では、通常のアイラモルトとは違い、ピート香は軽くなりフルーティでシトラスな味わいとなる。

カリラ12年 味わいと口コミ評判は!?

フレッシュ、甘くフルーティで、スムーズなボディです。淡い麦わら色とデリケートなバランスの味わいを持っています。

クリーンで食欲をそそる香りの中にかすかな柑橘系のフルーツとほんの一筋のスモークが包まれている。しっかりとしてスムーズ、始めは甘く、その後にフレグラントで甘いスモーキーさと長く尾を引くフィニッシュが続きます。

実際に飲まれた方達の口コミ評判をご紹介します。

また是非とも購入したいお酒が増えました

・ラガヴーリン16年、アードベッグ10年、アイリークに続く4種類目のアイラ。 今までの中で一番上品で美味しかった。

上品なアイラ

・今まで飲んだアイラ中では上品で飲みやすくリピートしたくなるウイスキーです。 癖もそこそこ、煙臭さもそこそこ。

スモーキーですが…

・アートベッグのほうが好みです。ちょっとアルコールがつよい感じがします。ロックで氷が溶け始めてくると、ちょうどいいですね。

アイラ好みの方には良いと思います

・価格も安くてコストパフォーマンス抜群です、お勧めしますよ。

初めての試み

・価格からのイメージではと思いつつ購入したが思っていた以上旨い、美味い、詳しい説明はいらないでしょう。

カリラ12年まとめ

アイラ海峡を望む地で生まれる軽やかかつスモーキーなシングルモルト。

ピートのスモーキーなフレーバーの中にベリーのようなフルーティさ。スモーキーなアイラモルトの中でも気品のある味わい。

近年、アイラモルトは値上げ傾向にあるが、そんな中でも比較的購入しやすい価格で非常にコスパの良い一本と言える。

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