オーヘントッシャン シングルモルト ローランド

オーヘントッシャン12年ローランドの名門伝統製法3回蒸留

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ローランドの名門、守り続けるローランドの伝統製法唯一無二の3回蒸留による都会的なシングルモルト「オーヘントッシャン」。

スコットランドではグレーンウイスキーの蒸留所が八つあるが、その内七つの蒸留所がローランドに集中している。そんなローランド地方で現在も操業し、シングルモルトウイスキーを市販している蒸留所は二つしかなくオーヘントッシャン蒸留所はその内のひとつです。

今回取り上げるのはオーヘントッシャン12年。オーヘントッシャン12年についてその味わい、特徴や口コミなどをご紹介します。

オーヘントッシャン蒸留所

1820年頃創業。アイルランドからの移民によって建てられたと言われていますが、はっきりとしたことは分からないようです。オーヘントッシャンとはゲール語で「野原の片隅」の意味。グラスゴーの歴史と共に歩んできた蒸留所であり、第2次世界大戦時にはドイツ軍の空襲により破壊され、流れ出したウイスキーで近くの川が琥珀色に染まったとも伝えられている。そんな歴史を乗り越えながら、創業以来ローランドモルトの伝統的な製法である3回蒸留を唯一守り続けている。現在ではローランドを代表する蒸留所として、確固たる存在感を築いています。

1994年からは、日本のサントリーによってオーヘントッシャン蒸留所は運営されています。

蒸留所の風土

オーヘントッシャン蒸留所は、スコットランド随一の大都市グラスゴーから北西16キロほどのクライド湾を見下ろす斜面上に立地している。大都市に近い立地から、都会的なスタイリッシュなシングルモルトとして知られている。

ローランド地方は気候が穏やかなことも影響しているのか、ライトタイプのウイスキーが多く、この地域を代表するシングルモルトであるオーヘントッシャンも軽やかでライトな味わいが特徴。その味わいの特徴と立地条件から、都会的でカジュアルなシングルモルトとしてスタイリッシュに親しまれている。

こだわりの伝統製法

極めて爽やかな香りと軽やかなボディが特徴のオーヘントッシャン。ピート香の軽い麦芽を厳選し、発酵は昔ながらの木桶発酵槽で行っています。
最大の特徴はローランドの伝統的な製法である3回蒸留を行っていること。通常モルトウイスキーの蒸留は2回ですが、3回の蒸留を行うことにより、蒸溜されるアルコール度数が高くなり、ピュアなアルコールに近づいてく。この3回蒸留により、オーヘントッシャンは軽やかで都会的なすっきりとした味わいに仕上がる。

オーヘントッシャン12年 味わいと口コミ評判は!?

幾重にも立ちのぼる繊細な香り。スムーズな飲み口にアーモンドやキャラメル様の甘さ、シトラスの甘酸が漂い、ドライな感覚の余韻が楽しめる。

色:金色

香り:クリームブリュレ、シトラス、ナッツ、若葉

味:スムースで濃いオレンジやライムの甘さ

フィニッシュ:ジンジャーやナッツのような余韻

実際に飲まれた方達の口コミ評判をご紹介します。

マッカランの替わりに購入しました

・昨今、とても価格が上がってしまったそうで。代替品として、こちらの購入を依頼されました。出張先で皆さんと飲んだ結果、とても満足であったそうです。なので、マッカラン好きの方にはいい製品なのでは、と思います。

・普段はマッカランばかりでしたが、店主に勧められて飲んだらびっくり!味もさることながら、後から鼻にくる香りが最高!味自体もかなりクリアで飲みやすい。ハイボールでも美味しそう。

クセが少なく飲みやすいです

・クセも少なく美味しいウィスキーです。常飲とはいきませんが、何か無いかなぁ~というときにお勧めです!

・行きつけのbarで飲んで以来買っています。お気に入りの一本ですが、クセがなく、ウイスキー苦手な方にもおすすめです。

最後に到達する酒か初心者向けか

・軽いウィスキー、初心者向けと思われているかもしれない。私自身もラフロイグとかアードベッグのような香りの独特なウィスキー好きだったのだが、還暦も近くなってオーヘントッシャンがお気に入りとなった。雑味のない軽やかな味わい、かすかに頬をなでるそよ風のような味。無用な刺激はいらない、透明さを求める境地でしょうか。 年齢を重ねて最後に辿り着くウィスキーのひとつではないかな、と私は思います。

少し辛めに感じました

・ウイスキーらしいというのでしょうか、後味が辛い感じで、喉にきゅっと来る感じです。それが安物の酒のようでは無く、心地よい感じ。フルーティー、スモーキーとはまた違う感じで、たまに飲むには良いですね。

本当にスモーキーなのは苦手

・グレンフィディック等に比べれば若干スモーキーさはありますが、アードベッグやボウモアなど本当にスモーキーなのが苦手な私でもこれは美味い一品だと感じました。この酒を期に世界が広がるかもしれないと思って開けた一本です。

ふつうに飲みやすいが…

・普通に飲みやすいです。ただ、私には少し物足りない感じがしました。

オーヘントッシャン12年まとめ

グラスゴーでは地元のウイスキーとして長年多くの人に愛されてきていて、「オーヘントッシャン」という読みにくく長い名前を短縮して「オーキー」(Auchie)との愛称でこのウイスキーを呼ぶ。グラスゴー市民の酒「オーキー」は、いま新しいシングルモルトの世界を創出する先導的役割を担いはじめている。

3回蒸留した後に12年以上熟成。飲み口はスムーズで、アーモンドやキャラメルのような甘さと、シトラスの甘酸が漂う。食前酒や食中酒としても楽しめ、ウイスキー入門者や女性にもオススメの1本です!

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