ザ･マッカラン12年世界が注目「シングルモルトのロールスロイス」

更新日：2018年6月1日

多くのコンペティションで№１となり、ハロッズのウイスキー読本で「シングルモルトのロールスロイス」と讃えられた蒸留所。

今回はザ・マッカランを象徴する華やかでラグジュアリーな味わいが特徴のシェリーオークシリーズからザ・マッカラン　シェリーオーク12年の味わいと口コミを紹介していきます。

ザマッカラン 12年シェリーオークカスク 700ml

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1 ザ･マッカラン蒸留所
2 ザ･マッカラン12年味わいと口コミ評判は！？
3 ザ・マッカラン12年まとめ

ザ･マッカラン蒸留所

スペイサイドの名門中の名門。昔も今も変わることなくスペイサイドの美しい風景として溶け込んでいる、ザ・マッカラン蒸留所。

1824年創業。ハイランドで２番目に古い蒸留所。敷地は広大で大麦畑もあり、原料の大麦を自家栽培している。

原木の選定から製樽までを徹底してつくられたシェリー樽を使って原酒を長期熟成。この贅沢な過程が重厚な味わいをつくり出す。

厳しく選び抜いたものだけを、原料に

ザ・マッカランの原料は、大麦、清涼な泉の湧き水、イースト菌のみ。麦芽は、専用につくられたものだけを使用しています。

仕込水は、ザ・マッカラン蒸溜所の近隣を流れるスペイ川のそばにある泉の湧き水です。長い間山や渓谷を通じて濾過されてきたこの水は、軟らかくてピュア、そしてミネラルが豊富です。

原料となる大麦で麦芽をつくることから製造がはじまります。専用に用意された大麦を温水槽に約４８時間浸すことによって細胞を柔らかくし、栄養分を蓄積します。５日間かけて大麦を発芽させたあと、キルンと呼ばれる乾燥塔で乾燥させ、ウイスキーづくりに最適な状態で大麦の成長を止め、麦芽を完成させます。

ザ･マッカランの蒸留～「最高の中の最高」だけ

優れたウイスキー造りの地として名高いスペイサイド地方で、最小の蒸溜器を使用しています。その形はそれぞれ異なり、ひとつひとつがザ・マッカラン特有のリッチ、フルーティー、フルボディを生み出す要素となっています。

小さな蒸溜器からつくられる、生まれたてのニュースピリッツの中でも、最も上質な「ベスト・オブ・ベスト」だけが、ザ・マッカランの原酒に使用されます。その量、わずか16％。まさに、選ばれしモルトウイスキーといえます。

ザ･マッカランの熟成～樽へのこだわり

ザ・マッカランがもっとも大切にし、こだわっていることは、熟成に使う樽の品質です。使用するヨーロピアンオーク樽とアメリカンオーク樽は、自社で管理する森林で伐採されたあと約１年間天日で乾燥させ、スペイン南部で手作業の加工によってシェリー用の樽を作る。その樽に専用のシェリー酒を３年間詰め、熟成させてはじめて完成する。

原木からシェリーのシーズニングまですべてを自社で管理して手間ひまをかけ、ザ・マッカラン専用のシェリー樽をつくっている。また、ウイスキーの製造責任者と同格の樽管理責任者という役職を置いていることからも、熟成に使う樽の品質管理へのこだわりが伝わってくる。樽にの品質がウイスキーの味、香り、風味に大きな影響をあたえることを十分に認識しているからです。