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数量限定品「トマーティン」シングルカスク203本のみ発売

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1月17日に数量限定品「トマーティン シングルカスク2010 №389」が限定203本のみ発売されました。

イギリスのウイスキー専門誌「ウイスキー・マガジン」社主催のコンテストでスコットランド蒸留所のなかで年間1社のみに与えられる賞、2016年度「ディスティラー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したトマーティン蒸留所。

現在、スコットランドの蒸留所で最も高い評価を受けている蒸溜所のひとつ。

今回は、数量限定で発売された「トマーティン シングルカスク2010 №389」を紹介していきます。

トマーティン蒸留所

創業は1897年。イギリス・ロンドンの北西約900km、スコットランドのハイランド地方の主要都市・インバネスからさらに南に約25km行ったところにある、人口およそ500人の小さな村・トマーティン村に蒸留所があります。

村の名前でもあるトマーティンとはスコットランドの古語のゲール語で、「杜松(ネズ)の木の茂る丘」という意味で、その名の通り周囲は大自然に囲まれています。

トマーティンの仕込水

トマーティン蒸留所は標高315mの高さに建てられており、世界一標高の高い蒸留所の一つとされています。ウイスキーの仕込み水は、モナリアス山系から湧き出す「オルタ・ナ・フリス(自由の小川)」と呼ばれるこの小川の清らかな水は、まさに自然からの贈りもの。花崗岩の間をゆっくりと時間をかけて通って湧き出たこの水は、ミネラルが多すぎず、程よい軟水になっているため、出来上がるウイスキーも柔らかで繊細な味わいに仕上がります。この水なくして、フレッシュでフルーティな香りは生まれません。

トマーティンの造り手

トマーティン蒸留所内の住居に住み、何世代にも渡って働き続ける多くの職人たちの情熱が、1897年の創業当時からトマーティンのウイスキーをより美味しくさせているのです。

近年のトマーティンの躍進は、マスターディスティラー(蒸留所責任者)を務めるのはグレアム・ユンソン氏から巻き起こったといわれる。グレアムはスキャパ、グレンドロナック、グレンモーレンジィ、グレングラッサと様々な蒸溜所で働くことにより経験を高めた。その後トマーティン蒸留所の蒸留責任者として、同蒸留所の名声を高めていくこととなる。

シングルカスク2010 №389の味わいは!?

商品名:トマーティン シングルカスク 2010 №389 <限定数203本>
内容量:700ml
アルコール度数: 60度
希望小売価格:14,000円(税別)

蒸留責任者のレアム・ユンソン氏の「伝統的なトマーティン原酒の個性と持ち味はしっかりと携えつつ、今までにない新たな躍動感と瑞々しさを皆様に感じていただきたい」との思いから生まれました。

2009年から2011年までに蒸留された中期熟成原酒に焦点を定めてテイスティングを繰り返した結果、最終的に選び抜かれたシングルカスク2010です。

2010年2月3日より、カスクナンバー389のファーストフィルバーボン樽の中で眠りについていた、このモルトは8年8ヶ月の歳月を経てボトリングされました。

トマーティン本来の個性である優美な甘みとなめらかな口どけをしっかりと保ちながら、力強い果実感と鮮やかなキレが表現された、勢いのある味わいです。

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