ジンといえばイギリス、オランダ、ドイツの銘柄が主流ですが、ここ数年、日本の酒類メーカーが手掛ける「ジャパニーズ・クラフトジン」が人気を集めています。
「養命酒」「ハーブの恵み」などで有名な養命酒製造が3月1日からクラフトジン「香の森(かのもり)」「香の雫(かのしずく)」「CRAFT GIN COCKTAIL 2種のグレープフルーツとハーブのクラフトジンカクテル」の3アイテムを発売します。
今回発売するクラフトジンは、ボタニカル(草根木皮)に国産ハーブ「クロモジ」を使用しているのが特徴です。
そんな養命酒製造がつくるクラフトジンを紹介していきます。
目次
中央アルプスの雄大な自然の中で育まれる
空木岳をはじめ標高3000m級の高峰が連なる中央アルプスの懐に抱かれる雄大な自然が、長野県駒ケ根市にある養命酒駒ケ根工場を取り巻く環境です。
四季の変化に富む駒ヶ根高原は、年を通じ清らかな空気と清冽な水を湛える地。
地下150メートルを水脈として汲み上げられる天然水が、クラフトジンの仕込み水として使われている。
和製ハーブ「クロモジ」とは!?
養命酒製造が長年研究を重ねている和製ハーブ「クロモジ」。
「クロモジ」は、クスノキ科の落葉低木で、枝を高級楊枝の材料とし、楊枝自体も黒文字と呼ばれている。香料の黒文字油がとれる。
2018年に発売した「養命酒製造のど飴」に続き、爽やかな森林の香りが特長の「クロモジ」を主体にしたジンを造りました。
気になる商品ラインナップは?
3月1日発売のラインナップは3種類。
クロモジの香りを楽しみながら、シーンに合わせて楽しんでください。
「香の森」(かのもり)
クロモジと18種のボタニカルが重なりあうことで生まれる、奥行きのある香り。
クロモジ由来の華やかさが、澄みきった香りと調和することで、日本の四季に育まれる豊かで静寂な森を思わせます。
葉、細枝、太枝・・・クロモジのそれぞれの部位の特徴を活かし、さらに18種のボタニカルを組み合わせた重厚感ある味わい。余韻のなかに甘みとほのかに香る爽やかさが複雑に重なりあうドライタイプのプレミアムジン。
「香の雫」(かのしずく)
爽やかなクロモジの香りが、ジュニパーベリーと調和し森の空気を想起させます。
口あたりのよい、華やかな味わい。シナモンのほのかに甘い余韻と後味が特徴。
クラフトジンカクテル
グレープフルーツの芳醇な香りを加え、華やかな香りを楽しめます。
甘さの中にスパイシーなハーブが溶け込み、柑橘由来の苦味と酸味が全体を引き締め、Barクオリティの味わいに。
養命酒製造クラフトジンのまとめ
「養命酒」「ハーブの恵み」などで有名な養命酒製造が3月1日からクラフトジン「香の森(かのもり)」「香の雫(かのしずく)」「CRAFT GIN COCKTAIL 2種のグレープフルーツとハーブのクラフトジンカクテル」の3アイテムを発売。
今回発売するクラフトジンは、ボタニカル(草根木皮)に国産ハーブ「クロモジ」を使用しているのが特徴。
近年、日本で発売されたクラフトジンは3,500円~5,000円位の価格帯のものが多く、なかなか日々の晩酌用には手が出しずらい金額でした。
今回発売される、「香の森」はプレミアムジンで希望小売価格は700ml瓶・4,500円だが、「香の雫」「クラフトジンカクテル」の2種は300ml瓶・880円と小容量で比較的安価に購入が可能だ。
「香の雫」はクラフトジンの入門用にピッタリな1本と言え、味わいが気に入れば「香の森」にステップアップしてみるのも良いと思う。